夢殿の本尊、救世観音は太子の等身像と伝えられるもの

斑鳩の里エリア 八角堂からの眺めが素晴らしかった法隆寺

日本初の世界文化遺産に登録。
世界最古の木造建築。7世紀初頭、聖徳太子と推古天皇が創建したお寺。
別名斑鳩寺と呼ばれ広大な境内は五重塔と金堂を中心とした西院伽藍と夢殿を中心とした東院伽藍からなる。 所蔵する寺宝も2300余点におよぶ(注釈)
広い境内は最初、法隆寺の総門、南大門から西伽藍の西円堂へ行ってみました。
小高い丘に建つ八角堂の国宝からの眺めが素晴らしかった。
中門の左右の金剛力士像は迫力満点で廻廊は柱と窓、連子窓と言うそうですが、 歴史を感じさせる重厚感あふれる佇まいでした。いいね、、
そして、我が国最古の法隆寺の五重塔。
釈迦の遺骨を納められていると伝えられ、入ると北面の釈迦の死を前に号泣する弟子の姿(暗くて良く見えなかったけど)は凄まじかったね。
五重塔のてっぺん、九輪の初重に二本の草刈り鎌がかけられていました。
不釣り合いなその風景は下から見えました。 何故かと?云えば、この塔を幾多の害から守る悲願のためなのだそうだ。
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釈迦三尊像 異国のお仏を見るようでした

金堂では、聖徳太子の冥福を祈るために造られたと伝えらる釈迦三尊像にお会いしました。
教科書に載っていた銅造の飛鳥仏の面長な特徴を伝えるアルカイックスマイルを見ては、異国の お仏を見るようでした。
廻廊を抜け出し、大宝蔵院・百済観音堂に向かいました。 国宝の百済観音立像は小顔の長身でスラリと立っていました。 クスノキの一木造とか、表情は穏やかでした。
法隆寺の秘仏救世観音がある東院伽藍に向かいました。
東大門をくぐった先、土塀づたいに参道をあるいた正面に夢殿はありました。 聖徳太子を偲んで建てた伽藍の中心で八角円堂でした。
本尊の救世観音は太子の等身像と伝えられるもので、かつては目にすることが 出来なかった秘仏とか。現在は春と秋の2回開帳され、勿論私もお会いできませんでした。
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