興福寺、木造千手観音立像は金箔で覆われ、前のめりに展示された姿に圧倒されました。

興福寺 こんな所でした

興福寺に行って来ました

興福寺は西に中金堂を復元工事中(2018.10月落慶)と、南大門跡を整備工事中でした。 従って、東金堂と五重塔、国宝館のみ見る事が出きました。
国宝のお宝をいっぱい抱えているこのお寺は、東大寺、春日大社に向かう通りに面しているため、 修学旅行生や中国人観光客は引きも切らずに押し寄せていました。
鹿せんべい150円の立看板では中国語で表記している処を見ると、お得意様はニ―ハオ―の人たちのようです。 シカさんもその処は心得ているようで日本人は見向きもせず、嬉しそうに尻尾を振って愛嬌を振りまくのは中国人観光客のみでした。
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興福寺国宝館の立派な展示室では、天平彫刻の傑作と言われる阿修羅像や木造千手観音立像、銅造仏頭を拝観しました。
現物の阿修羅像は意外に小さな童顔でした。アシュラとは戦う、交戦好きの神の意味だそうですが、それに似つかわしくない 童顔な顔のアンバランスが面白かった。
木造千手観音立像は金箔で覆われ、前のめりに展示された姿に圧倒されました。
首の下が無い仏頭。この銅造仏頭の置かれた歴史を想う時、ジッと口を閉ざしている頭だけの姿は悲しそうでした。 奈良の旅、貴女にお会いできて嬉しかった。
展示されているお宝がコピーでない、本物だと係の方が言ってました。 その点については嬉しい限りでした。
しかし、境内でも国宝館でもお坊さんの方が一人も居らっしゃらない、この違和感はなんでしょう。
お寺にはお坊さんがつき物ですよね。昨今、特に観光客相手の有名寺院では、お坊さんに出会う事は、まずありません。 残念ながら、その道の知識人の方、教育関係の方々の第二の職場になってしまった様です。
一人として僧侶の方を見かけない寺。ここは本当にお寺でしょうか?。
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