西大寺 新春大茶盛式 八百年近く連綿と受け継がれてきた宗教的茶儀であります

西大寺 新春大茶盛式


大茶盛式は、寺伝によりますと、延応元年(1239)年1月16日に叡尊上人が八幡神社に献茶した余服を 民衆に振る舞ったことに由来する伝統行事です。「戒律復興」をめざした叡尊上人が不飲酒戒の実践 として酒盛の代わりに茶盛としたことと、「民衆救済」の一貫として当時は高価な薬と認識されていた 茶を民衆に施すという医療・福祉の実践という二つの意義によって、 八百年近く連綿と受け継がれてきた宗教的茶儀であります。

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鎌倉時代から催されている茶儀。高僧、叡尊が正月の修正会の結願のお礼として献茶をされ、 その折に参拝の民衆にもお茶を振舞ったことに始まります。戒律によって酒を飲まないので、 酒盛りに代わって「茶盛」と称されます。 現在では、僧侶が直径30cm以上もある大茶碗にお茶を点て、 参加者に振舞います。お茶を回し飲みする様子はとても和やかな雰囲気です。

開催日・期間 2020年1月15日
場所西大寺 光明殿
お問合せ西大寺 TEL:0742-45-4700
HPこちら

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