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奈良国立博物館 おん祭と春日信仰の美術―特集 春日の御巫―
春日若宮おん祭は、1年に1度、春日大社の摂社である春日若宮より御お旅たび所しょへ若宮神をお迎えし、
1日24時間にわたりさまざまな芸能を捧げる祭礼です。御旅所の若宮神のもとに祭礼参加者が詣でる風ふ流りゅう行ぎょう列れつや、
田でん楽がくや舞ぶ楽がく、猿さる楽がくなどの神事芸能が有名です。
平安時代の保延2年(1136)に始まり、古儀の祭礼を守り続けて今年で888年目を迎えます。
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本展はおん祭の歴史と祭礼、ならびに春日大社への信仰に関わる美術を紹介する恒例の企画で、
今年はおん祭で神楽を舞う御巫みかんこ(巫女)を特集します。おん祭の草創期から神楽を奉納してきた御巫は、
中世から近世にかけては、普段は春日若宮社拝殿で民衆の祈りを若宮神に届ける役割も担っていました。
民衆と若宮神を結びつけた御巫の存在を切り口に、大和一国を挙げて行われた華やかなおん祭の世界をご覧ください。
開催日・期間 | 2023年12月9日~2024年1月14日 |
場所 | 奈良国立博物館 西新館 |
お問合せ | 奈良国立博物館 TEL:050-5542-8600 |
HP | こちら |
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