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唐招提寺の木彫群が国宝に 最新記事

唐招提寺の木彫群5体が国宝


国の文化審議会の答申が18日にあり、唐招提寺(奈良市)のそれぞれ重要文化財だった木彫群(もくちょうぐん) 5件が統合した上で、国宝に昇格することになった。同じく重要文化財だったキトラ古墳壁画(奈良県明日香村)も国宝に格上げされる。
統合される唐招提寺の木彫群は、木造薬師如来立像▽木造伝衆宝王(でんしゅうほうおう)菩薩立像▽木造伝獅子吼(でんししく) 菩薩立像▽木造伝大自在王(でんだいじざいおう)菩薩立像▽木造二天王(にてんのう)立像で、いずれも奈良時代の作。 肥満し、下半身が長く大きい姿などに、中国・盛唐(せいとう)後期(8世紀前半)の様式が見られる。 寺を開いた鑑真と共に来日した中国の職人が制作に関わった可能性が高く、「日本の木彫像の長い歴史の起点となる作例」と評価された。  
  2019年03月19日 朝日新聞デジタル  

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